SESで案件が決まらない会社・人の特徴8選！営業担当が解決策をご紹介

「未経験から入社したけど、何か月も案件が決まっていない…」
「面談の依頼もなく、ずっと独学で研修をしている…」
「月末で現場が終わるけど、次の案件が決まっていない…」

こんな感じで悩まれていませんか？

まず、大前提としてお伝えしなければならないのが、

SESで案件が決まらないのは「会社」か「あなた自身」のどちらかに問題があります。

SESで案件が決まらない会社・人の特徴はなんなのか？

SES業界8年の僕が「解決策」と一緒にお伝えしていきます。

SESで案件が決まらない「会社」の特徴4つ

まずは、SESで案件が決まらない「会社」の特徴を見ていきましょう。

特徴①：営業力がない

案件先へエンジニアを紹介するのは営業ですよね？

つまり、案件が決まるかどうかは会社の営業次第です。

営業力がない会社は、以下のような特徴があります。

そもそもの営業力がないから、エンジニアに紹介する案件を取ってこれないんですよね。

ちなみに、コロナでSESは案件が決まらないという営業がいますが…。

僕の会社では、問題なくエンジニアの希望にあった案件で決まっています。

SESで案件が決まるかどうかは、会社の営業力によるところは大きいです。

特徴②：高い金額で営業している

SESにはエンジニアをいくらで提案するか、だいたいの目安があります。

スキル	契約金額（1ヶ月）
平均	55万～65万円
テスター	30万～45万円
PG初級	35万～50万円
PG上級	45万～60万円
SE初級	50万～80万円
SE上級	60万～100万円
リーダー	70万～120万円

上記はSESの3次請～4次請の会社を想定していますが、相場はこんな感じです。

ただし、利益重視の会社だと金額とスキルがあっていない状態で提案してきます。

面談が良い感じだったのに案件が決まらないときは、

会社が利益のことしか考えず、高い金額で提案している可能性がありますよ。

特徴③：派遣免許・Pマークの資格がない

SESの事業をやっている会社の多くは、「派遣免許」と「Pマーク」の資格を取得しています。

どちらも必須ではないですが、資格を持っていないと取引してくれない会社も…。

コンプライアンスがしっかりしている大手や上場企業は、特に取引先の基準が厳しいですからね

「派遣免許」と「Pマーク」の資格を持っていない会社は信用度が低いため、

取引先が少なく、案件が決まりづらいです。

特徴④：会社の評判が悪い

そもそも、会社の評判が悪いから案件が決まらないこともあります。

SES業界は広いようで狭いので、悪いうわさはすぐに広がります。

僕も二度と取引しないと決めている会社は、何社もありますからね…。

もし問題のある「会社」にいるなら、すぐにでも転職することをおすすめします。

以下の記事を参考にして、SESエンジニア向けのIT転職エージェントに相談してみてください。

SESで案件が決まらない「人」の特徴4つ

続いて、SESで案件が決まらない「人」の特徴を見ていきましょう。

意識すれば改善できることもあるので、気にしてみてください。

特徴①：IT業界が未経験

未経験のエンジニアは案件が決まりづらいです。

なぜなら、未経験から参加できる案件はそもそも少なく、他社の競合も多いので。

自社のメンバーが体制で入っている案件なら別ですが、

未経験だと何回も面談を受けてようやく決まるのは普通です。

とはいえ、「どうせ受からないや…」と思っていたら案件は一生決まりません。

「未経験だけどがんばります！」という前向きな姿勢で面談を受けるようにしましょう。

特徴②：ネガティブ発言が多い

ネガティブな発言が多い人だと案件は決まりません。

なぜなら、一緒にがんばってくれるか不安になるので。

こんな人を採用したいとは思わないですよね…。

逆に案件が決まる人は、前向きな発言が多いです。

結局のところ、案件の合否を決めるのは一緒に働く担当者です。

自分なら「どんな人と一緒に仕事をしたいか？」を考えて発言しましょう。

特徴③：質問の受け答えが苦手

面談は聞かれたことに対して、わかりやすく答えることが大切です。

あたり前のことですが、苦手な方は多いですね…。

こんな感じの人だと、「コミュニケーションがとりづらそう…」「一緒に仕事がやりづらそう…」と思われてしまいます。

面談は短い時間の中で「あなたと仕事をしたい！」と思わせる場所です。

質問されたことには、落ち着いて、簡潔に、わかりやすく回答するようにしましょう。

特徴④：面談の準備をしていない

これから面談を受けに行くのに、まったく準備をしていない人がいます。

はっきり言って、面接官の印象は最悪です。

相手も忙しい中で時間を作ってくれているので、面談の準備はしっかりと行いましょう。

SESで案件が決まらないときの解決策

本章では、SESで案件が決まらないときの解決策を3つご紹介します。

先に結論をお伝えすると、「会社に問題があるなら転職すべき」「あなたに原因があるなら面談のポイントをおさえよう」という内容になっています。

それでは、1つずつ見ていきましょう。

対策①：面談のポイントをおさえる

案件が決まらない人は、面談のポイントをおさえましょう。

以下5つを意識するだけで、面談の合格率は上がります。

経験やスキルはすぐに変えられませんが、面談を受ける姿勢は今からでも意識できます。

詳しくは「SES・客先常駐の面談対策！よくある質問・逆質問・落ちる人の特徴を解説」の記事で解説しているので、ぜひ読んでみてください。

対策②：SESの優良企業へ転職する

案件が決まらない会社にいるなら、すぐにでも転職を考えましょう。

SESの中には、案件が決まりやすい優良企業はたくさんありますので。

こんな感じですね。

SESで案件が決まらないのは、会社の問題によるところが大きいです。

これからも「案件が決まらない…」と苦労するくらいなら、優良企業への転職を考えてみましょう。

その際、「SES優良企業ランキング」の記事が参考になると思いますので、ぜひご覧ください。

対策③：案件を決める必要のない会社で働く

1～2年以上のエンジニア経験があるなら、SESからの転職も考えてみましょう。

自社内で働ける会社あれば、いちいち案件を決める必要はないですからね。

IT転職エージェントは、無料で希望の会社を紹介してくれるIT専門の転職支援サービス。

SESに限らず、いろいろなIT企業や職種への転職を無料でサポートしてくれます。

もし、案件を決める必要のない会社へ転職したいと思うなら、次のIT転職エージェントに登録してみましょう。

ちなみに、SESからの転職先については、おすすめのIT転職エージェントと合わせて以下の記事で解説しています。

SESの案件でよくある質問【Q&A】

ここでは、SESの案件についてよくある3つの質問をご紹介していきます。

①：SESの案件ガチャとは？

働く案件が宝くじのように運で決まること。

エンジニアが現場に入るまで良い案件か、悪い案件かわからないため、SES業界では「案件ガチャ」と呼ばれています。

SESの案件ガチャが起きる理由は、「会社」や「営業」に案件を決める決定権があるためです。

このあたりは「【公開】SES案件ガチャの攻略法は5つ！【なぜ起きるかも解説】」の記事で解説しているので、ぜひご覧ください。

②：常駐先が決まらないとクビになる？

SESでは一部ですが、常駐先が決まらないとクビにする会社はあります。

なぜなら、エンジニアが常駐先で働いてくれないと、会社は「赤字」になるからです。

はっきり言って、そんな会社はさっさと辞めて転職しましょう。

「【キケン】客先常駐SEをクビにする会社！【そんな企業は辞めてOK】」の記事でも解説しているので、気になる方は一読してみてください。

③：SESは案件を選べないの？

SESでも案件を選べる会社はあります。

エンジニアの意向を第一優先にしてくれたり、案件を選べる「案件選択制度」を用意している会社もありますので。

案件を選べる会社については、「SESは案件を選べないって本当？【結論：選べる会社はある/実例も紹介】」の記事をぜひ読んでみてください。

SESで案件が決まらない会社・人の特徴まとめ

今回は「SESで案件が決まらない会社・人の特徴8選！営業担当が対策を解説」について書きました。

改めてお伝えすると、SESで案件が決まらないのは「会社」か「あなた自身」のどちらかに原因があります。

あなたに問題があるなら改善すればいいだけですが、会社が問題なら転職するしか解決策はないです。

もし面談依頼がまったくないということなら、ほぼ会社が問題なので転職活動を始めましょう。

以下のIT転職エージェントなら、あなたの強い味方になってくれるので、まずは登録して今後について相談してみてください。