SESでロースキル案件がダメな4つの理由！入ってはいけないロースキル案件も紹介

はじめに結論をいうと、SESでロースキル案件に入ったらダメです。

エンジニアとして成長できず、ロースキル案件から抜け出せなくなります。

そんな今回は、SESのロースキル案件がダメな理由を解説します。

また、絶対入ってはいけないSESのロースキル案件も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

SESでロースキル案件がダメな理由

まずは、SESでロースキル案件がダメな理由を4つ紹介します。

エンジニアとしてのスキルが身につかない

SESのロースキル案件がダメな理由の1つは、エンジニアに必要なスキルが身につかないからです。

次のような簡単な仕事ばかり任されても、将来的に活躍できるエンジニアにはなれません。

未経験のはじめの案件としては問題ないですが、やり続けてもエンジニアとしての成長に限界があります。

SESのロースキル案件に入ってしまったなら、半年から1年で抜け出して、次の案件へ行くようにしましょう。

将来性がない

将来性がないことも、SESのロースキル案件がダメな理由です。

ロースキル案件は誰でもやれるため、将来的に仕事がなくなる可能性があります。

はっきり言って、30代以降でロースキル案件しか経験がないエンジニアは、仕事がまったくなくなります。

転職も厳しくなるので、ロースキル案件は20代までに抜け出しましょう。

年収は上がらない

SESのロースキル案件しか経験がない人は、年収アップに限界があります。

誰でもできる仕事に高い給料を払う会社はないため、いつまで経っても年収はそのままです。

またSES企業は、IT業界の中でもっとも下請けの立場のため、年収がそもそも低いです。

もっとも下請けのSESでロースキル案件をやっている限り、年収アップは期待できないでしょう。

ロースキル案件から抜け出せなくなる

SESのロースキル案件を長く続けると、抜け出せなくなるので注意してください。

20代までにシステム開発や構築のスキルを身につけないと、次のような理由でロースキル案件しか入れなくなります。

もし、半年〜1年経ってもロースキル案件しかやらせてもらえないなら、早めに転職を考えましょう。

しっかりとしたITスキルを身につけさせてくれる優良企業を探すなら、IT転職エージェントに相談しましょう。

IT未経験や若手を育ててくれる優良企業を、厳選して紹介してくれますよ。

SESで絶対にダメなロースキル案件

SESのロースキル案件の中でも、「エンジニア以外の仕事」は絶対にやめましょう。

本葬では、SESで絶対に入ってはいけないロースキル案件を具体的に紹介します。

コールセンター・ヘルプデスク

SESのコールセンターやヘルプデスクは、絶対に入ってはいけないロースキル案件の1つです。

次の仕事をするコールセンターやヘルプデスクでは、開発や構築のエンジニアスキルは身につきません。

もし、コールセンターやヘルプデスクの案件に入っているなら、早めに抜け出しましょう。

長く続ければ続けるほど、抜け出すのが難しくなりますよ。

SESのコールセンターやヘルプデスクをやめておくべき理由については、下記記事でも詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。

販売員（家電量販店・携帯ショップ）

家電量販店や携帯ショップなどの販売員も、SESで避けるべきロースキル案件です。

嘘みたいですが、SES企業の中には販売員をやらせる会社があります。

エンジニアの仕事ができない会社は、ブラック企業です。

手遅れになる前に、IT研修が充実していて、スキルが身につく優良企業に転職してください。

SESの家電量販店や携帯ショップについて詳しく解説した記事もあるので、ぜひご覧ください。

IT事務（データ入力・サポート）

IT事務もSESで入ってはいけないロースキル案件なので、注意しましょう。

「IT系の仕事だから経験になる」と思いがちですが、大間違いです。

SES企業の中には、「未経験はIT事務やサポートで経験を積むべき」という会社もあります。

しかし、事務を経験したところでエンジニアには絶対なれないので、早めに転職したほうが良いです。

エンジニアのスキルが身につく会社を探すなら、プロである以下のIT転職エージェントへ相談するとすぐに見つかりますよ。

SESで早めに抜け出すべきロースキル案件

本章では、未経験エンジニアの最初としてはOKなSESのロースキル案件を紹介します。

ただし、ずっと同じロースキル案件にいるのはNGです。

半年～1年を目途で次の案件にいけなければ、抜け出せなくなる可能性もあるので注意しましょう。

インフラ運用監視の案件

インフラ運用監視の案件は、インフラエンジニアを目指すIT未経験の最初としては、良い案件です。

インフラの基礎を身につけたり、現場を経験できるので、インフラエンジニアとして最初の案件なら問題ありません。

しかし、マニュアルに沿った単純作業のため、長く続けても意味がありません。

長くても1年ほど経験したら、インフラの構築や設計の案件にステップアップすることが大切です。

テスト案件

SESのテスト案件は、最初の仕事としてはOKです。

システム開発には必ずテスト工程があるため、エンジニア業務の基礎を体験することができます。

しかし、テスト案件だけでは、プログラミングや開発スキルは身につきません。

テストしかできないエンジニアは、30代以降は仕事がなくなり、転職も難しくなります。

将来的に仕事があるエンジニアを目指すなら、20代のうちにプログラミングや設計にかかわれる会社に転職することが大切です。

20代の若手が成長できる優良企業はたくさんあるため、以下のIT転職エージェントに相談してみましょう。

SESのロースキル案件でよくある質問

本章では、SESのロースキル案件でよくある質問を紹介します。

SESの最初はロースキル案件でもあり？

IT未経験からエンジニアになったなら、最初はロースキル案件でもOKです。

ただし、エンジニアの仕事ができない次の案件は、絶対にやめましょう。

最低でもシステム改修、テスト、インフラ運用監視の案件に入ることが大切です。

もし、エンジニアの仕事ができない会社に入ってしまったなら、早めに転職しましょう。

IT未経験に強いエージェントに相談すれば、しっかりとした優良企業を紹介してくれますよ。

SESで経歴詐称をするとどうなる？

SESで経歴詐称をしたら、あなたが辛い思いをするだけです。

また、SESの経歴詐称で訴訟問題になった事例もあります。

IT人材会社、技術者経歴を偽装か　「全部ウソ」証言も

顧客企業に示した技術者の職務経歴書に、実際とは違う経歴が記載されているケースがあることがわかった。複数の同社関係者によると、技術者の大半は中国人で、同社は経験や能力が豊かなように経歴書を偽り、東証1部上場企業などに送り出してきたという。

引用：朝日デジタル

会社が訴えられればあなたの経歴も傷つき、キャリアを台無しにする可能性があります。

そのため、経歴詐称をさせるSES企業にいるなら、すぐにでも転職したほうが良いです。

SESの経歴詐称について詳しく解説した記事もあるので、ぜひご覧ください。

IT未経験におすすめなSES企業の特徴は？

IT未経験におすすめするSES企業の特徴は、5つです。

IT未経験から成長するには、最初に選ぶ案件がとても大切です。

SES業界の優良企業ランキングをまとめた記事があるので、会社選びに迷ったら参考にしてください。

SESのロースキル案件まとめ

本記事では、SESのロースキル案件がダメな理由や具体例を紹介しました。

SESのロースキル案件に入ってはいけない理由は、以下のとおりです。

ロースキル案件に入ってしまったときは、できるだけ早く抜け出すことが重要です。

会社に相談しても案件を変えてくれないなら、転職を考えましょう。

もし転職するなら、ポテンシャル採用のある20代がチャンスです。

IT専門の転職エージェントなら、完全無料で優良企業への転職をサポートしてくれますよ。