SESが底辺といわれる理由とは？知っておくべき「底辺企業」5つの特徴

「SESは底辺なの？」「転職して大丈夫かな？」

こんな不安を感じているあなたに、SES業界8年の僕がにズバリ回答します。

SESは、、、底辺です（笑）

IT業界で「SESは底辺なのか？」と聞かれたら、そのとおりですね。

「SESは底辺＝NG（絶対に就職しちゃダメ！）」というわけではありません。

SESも優良ホワイト企業があるので、ご安心ください！

そんな今回は、SESが底辺といわれる理由を説明しつつ、SESでも大丈夫な会社についてご紹介。

絶対にNGな底辺SES企業の特徴も解説していきますね。

SESが底辺といわれる理由とは？

改めてお伝えしますが、SESが底辺なのは本当です。

IT業界は多重下請け構造になっていて、SESは一番下の立ち位置なので。

こんな感じですね。

また、下請けになればなるほど、間の会社に利益（マージン）を取られるためSESの年収は低くなりがちです。

結果として、もらえる年収もIT業界の中では底辺となってしまいます…。

…と、ここまでの説明だと、

「SESはやめとけって本当なんだ…」「SESはダメな会社しかないじゃん…」ってなるかと思います。

ご安心ください！

次の章では、SESの優良企業や大丈夫な理由をご説明していきますので、ぜひ続きをお読みください。

SESは底辺だが優良企業ならOK

ポイントは、どの立ち位置で発注をうけるかです。

同じSESでも会社によって立場が違いますからね。

こんな感じで「元請」として仕事ができる会社もあれば、

同じSES企業のさらに下請けとして、4次請、5次請、6次請…ってこともありますので。

例えば、以下の5社は平均年収も高いSESの優良企業です。

	日本プロセス	鈴与シンワート	NSD	ソルクシーズ	アルファシステムズ
画像
会社	日本プロセス	鈴与シンワート	NSD	ソルクシーズ
平均年収	699万	631万	652万	614万	604万
売上	79億	144億	711億	139億	338億
平均残業	12.3時間	10.5時間	22.2時間	11.1時間	12.5時間
新卒離職率	9.0%	0.0%	6.5%	6.7%	9.0%
評判	3.48	2.97	2.97	2.92	2.93

平均年収も高く、SES事業をやっていますが底辺でもありません。

ただし、SES企業の中にはブラックな会社が多いのも事実です。

やみくもに探すと、ハズレの底辺企業を選んでしまうことも…。

そんな失敗を避けるために、「SES優良企業ランキング」の記事は、ぜひ一読してください！

SESのホワイト優良企業の特徴から転職方法までまとめてありますので。

SESの底辺企業の特徴とは？

SESが底辺かどうかは「会社次第」であることをお伝えしてきました。

ここでは知っておくべき、絶対に入ってはいけない底辺SES企業の特徴をご紹介します。

「SESはやめとけ」と言われる会社なので注意しましょう。

①：新人向けの研修がない

未経験から採用しているのに、新人向けの研修がないSES企業があります。

例えば、次のパターンです。

こんな会社は絶対にNGですよね。

現実として、次のようなコメントもありますので。

僕が入った初めてのSESは入社前に面談に行き、何の知識もないままパソコンとかExcelは得意ですっていって24H365Dのインフラ保守に合格し、現場から「電話対応はできて欲しい」って言われたらしく、HTMLとかCとか色々研修してたけど、本社の電話番しながら３分間ネットワークの本読んでたわ・・・

— にのみや (@cc02041110) November 17, 2020

転職サイトに「未経験歓迎！」「研修充実！」と書いてあっても、「具体的にはなにをやるのか？」は必ず確認しましょう。

②：下請けすぎて年収が低すぎる

システムエンジニアの平均年収は約550万円。

ただし、絶対に入っていはいけない底辺SES企業の年収は低すぎます。

ひどい会社だと、年収200万円台ってこともありますからね…。

スキルが身につくなら低い年収でもいいって人がいますが、絶対にやめましょう。

なぜなら、年収が低いと仕事に集中できないから。

そもそも同じSESで働いているのに、

自分より100万～200万円以上も高い年収をもらっている人がいたらモチベーションは上がらないですよね。

SESでもしっかりとした給料を払ってくれる会社はあるので、妥協しないでくださいね。

③：エンジニア以外の仕事をやらされる

底辺SES企業でよくありますが、エンジニア以外のプロジェクトに入れられることがあります。

うそみたいですが、本当の話です。

会社はプロジェクトに入ってくれれば売り上げになるので、

「現場になれよう！」といってスキルが身につかない仕事をさせてきます。

エンジニアとして働きたいなら、「入社したら最初はどんな仕事をするのか？」は必ず聞きましょう。

ちなみに、「SESはスキルが身につくの？」という質問をよくされます。

結論を言えば、会社次第でスキルは身につくのでご安心ください。

ぼくの周りにはSESで成長して1から教えてもらって独立したエンジニアもいますし、未経験で入社してテストばっかやらされてスキルがつかないと嘆いているエンジニアもいます。SESは案件ガチャと言われる理由がここにあり、いい案件につけるかは会社の営業力や現場の人の環境に左右される所が大きい

— ふみ@Javaエンジニア (@fumidadada) February 23, 2019

このとおり。

SESのスキルアップについては「SES・客先常駐はスキルがつかない？【結論：スキルアップは可能】」の記事で詳しくまとめています。

④：違法な契約をしている

違法な契約で働かせるSES企業もあります。

底辺企業なので、違法なことをしないと会社がなり立たないんですよね。

しかも、エンジニアには秘密で違法契約をしている場合も…。

法律に違反するような契約をしている、底辺SES企業には絶対に入らないようにしましょう。

必ずあなたが不幸になりますからね。

とはいえ、「どんな会社が違法な契約をしているのか？」を見分けるのはむずかしいです…。

違法契約をしていないSESのホワイト優良企業を見つけるなら、ITエージェントに相談しましょう。

初めての転職や未経験からのIT業界はわからないことが多いですよね。

そんなときは、IT就職・転職のプロから優良企業を紹介してもらうのが安心＆確実な方法です。

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SESが底辺といわれる理由まとめ

今回は「SESが底辺と呼ばれる理由」や「底辺企業の特徴」について解説してきました。

IT業界が下請け構造のため、SESは底辺とよばれても仕方がないです。

とはいえ、SESでは上場企業もあれば、元請や2次請けとして活躍している会社もあります。

これからSESの就職・転職を考えている方は、以下おすすめのITエージェントに登録して優良企業を探してくださいね！