SESのキッティングに将来性はない！開発案件に入るには転職も検討すべき理由

SESのキッティングは、未経験エンジニアが任せられることが多い仕事です。

しかし、単純作業で高いスキルは身につかないため、長く続けても将来性はありません。

そんな今回は、SESのキッティングに将来性がない理由を詳しく解説します。

さらに、未経験エンジニアでも開発の仕事ができる会社へ入る方法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

SESのキッティング作業とは？

SESのキッティングとは、客先に常駐してIT機器の設定をおこない、すぐ利用できる状態にする作業のことです。

具体的には、手順書に沿って次のような作業をおこないます。

SESでは、未経験エンジニアが最初の現場として、キッティング案件に入ることはよくあります。

しかし、キッティングは誰でもできる簡単な仕事のため、長く続けてもITエンジニアとしてのスキルは身につきません。

そのため、キッティングは長くても3か月～6か月ほどで卒業し、開発や構築の案件にいくことが重要です。

もし、キッティングしかやらせてくれない会社にいるなら、早く実務経験の積める会社へ転職したほうが良いです。

プログラミングやシステム開発の経験をしないまま30代になったら、エンジニアとしての将来性はありません。

IT未経験からシステム開発にたずさわれる会社はたくさんあるので、IT転職エージェントに相談してみましょう。

SESのキッティングは将来性がない理由

SESでキッティング作業に長くたずさわっても、将来性はありません。

そんな本章では、SESのキッティングに将来性がない理由について解説します。

がんばっても開発案件には入れない

SESでキッティング作業をがんばっても、開発案件には入れません。

キッティングでは、プログラミングやシステム開発のスキルは身につかないからです。

「キッティングをがんばれば、将来的に開発ができる！」というSES企業もありますが、ほぼ嘘です。

身につくスキルがまったく違うため、システム開発は基本的にできません。

インフラエンジニアが基礎知識を学ぶために、キッティング作業を短い期間するのは問題ありません。

しかし、システム開発をしたいなら、できるだけ早く抜け出しましょう。

キッティング案件から抜けられなくなる

SESでキッティング案件に入ってしまうと、抜けられなくなる可能性があります。

なぜなら、一度引き受けると継続してキッティング案件を紹介されるからです。

キッティング作業は、やるとしても最初の半年までです。

それ以上長くなると、ずっとキッティング案件をやることになります。

エンジニアに必要ない肉体労働がきつい

キッティング作業では、エンジニアの仕事と関係ない肉体労働もやらなければいけません。

ときには、50kg以上もある機器を運ぶこともあり、肉体的につらい思いをします。

肉体労働をしたところで、エンジニアのプラスになることは1つもないです。

そのため、キッティング作業を長期でやっても、エンジニアとして成長できません。

誰でもできる単純作業だから将来性はない

キッティングは、慣れれば誰でもできる単純作業です。

高いITスキルが身につかないため、年齢を重ねるほど転職はむずかしくなります。

また、技術やスキルのいらない仕事は、給料が低いです。

SESのキッティング案件は報酬も少ないため、年収は上がりません。

エンジニアとして高いスキルを身につけ、年収アップしたいなら、すぐにでもキッティング案件から抜け出すことが重要です。

以下のIT転職エージェントへ相談すれば、IT未経験でも開発やインフラ構築ができる優良企業を紹介してもらえますよ。

SESでキッティングをしている人からよくある質問

SESでキッティングをしている人からよくある質問を紹介します。

未経験から開発案件に入れるSES企業はある？

未経験から開発案件に入れるSES企業はあります。

例えば、次の会社です。

順位	会社名	平均年収
1位	日本プロセス	699万
2位	鈴与シンワート	631万
3位	NSD	652万
4位	ソルクシーズ	614万
5位	アルファシステムズ	604万
6位	TDCソフト	631万
7位	シーエーシー	632万
8位	ソフトクリエイト	648万
9位	DTS	600万
10位	富士ソフト	600万

一方で、SESにはスキルが身につかないブラック企業も多いため、会社選びが重要です。

優良企業を見分けるときは、以下のポイントを確認しましょう。

SES優良企業ランキングの記事では、年収や評判、離職率別に会社を紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

キッティングしかできないなら転職すべき？

SESでキッティングしかできない場合は、早く転職しましょう。

理由は、次のとおりです。

そもそも、キッティングしかやらせてくれない会社はエンジニアを育てる気がありません。

会社の利益しか考えていないため、続けたところで将来はないです。

同じSESでも、エンジニアを大切にしていて高いスキルが身につけられる会社はたくさんあります。

キャリアを台無しにしないためにも、優良企業で実務経験を積んでいくことが重要です。

開発案件に入れるSES企業に転職する方法は？

開発案件に入れるSES企業へ転職する方法は、IT専門の転職エージェントを使いましょう。

なぜなら、エンジニア転職に詳しいプロから、さまざまなサポートを受けられるからです。

エンジニアとしてキャリアを成功させるための重要なカギは、優良企業に入ることです。

IT転職エージェントなら、未経験や若手のエンジニアが成長できる優良企業を紹介してくれます。

さらに、面接や書類の対策も一緒にやってくれるので、ライバルより優位に転職活動を進めることが可能です。

転職エージェントによって扱う求人は違うため、2つ以上に登録すると選択肢が広がります。

どのサービスにするか迷ったときは、実績が豊富な以下のIT転職エージェントがおすすめです。

SESのキッティング作業まとめ

本記事では、SESのキッティングに将来性があるのかをテーマに解説しました。

あらためてお伝えすると、キッティング作業を長くやっても将来性はありません。

インフラエンジニアが基礎を学ぶには良いですが、長くても半年やれば十分です。

キッティングしか経験できなければエンジニアとして成長できないため、早めに抜け出す必要があります。

今の会社でキッティングしかやらせてもらえないなら、手遅れになる前に優良企業へ転職したほうが良いです。

1人で会社選びや対策をするのが不安な方は、プロであるIT転職エージェントを活用しましょう。

キャリア相談から会社選び、選考の対策まで完全無料でサポートしてくれるので、安心して転職活動を進められますよ。